「小顔になりたい!」と思っても、ダイエットはすぐには効果がでないし、疲れているとついついサボってしまうし、なかなか続かないものですよね。けれど小顔メイクであれば、その日の朝のすぐに理想的なフェイスラインを手に入れることができます。
しかもやり方はすごく簡単! いつものメイク時間にたった5分足すだけでできる、小顔メイクテクをご紹介いたします。ダイエットが中々続かないという人も、メイクアップであればあっという間に360度小顔美人に大変身!この機会に、自分の顔タイプに合わせた小顔メイク方法をこっそり身につけましょう。
小顔美人に見られる「黄金比率」とは?
まず始めに大切なのが、自分の顔型タイプを知ることです。鏡で自分の顔をチェックして、骨格の特徴を知っておくことが小顔への第一歩! 顔型を把握する上で基準となるのが、顔の「黄金比率」です。

・額の生え際~頭眉下~鼻先…1/3ずつ
・フェイスライン~目尻~目頭~目頭~目尻~フェイスライン…1/5ずつ
・鼻先~上唇下…1/3 唇下~顎先…2/3
このバランスに当てはまる方は、「卵型」に分類されます。女優さんやモデルさんに多く見られる顔型で、美人の条件とも言われるほど、人の印象に大きな影響をあたえます。
あなたが黄金比率に当てはまっていなくても、肩を落とす必要はありません!写真のセルフ美容協会 理事 森田玲子の場合も、この黄金比率にはやや当てはまらないパーツが何ヵ所かあります。どんな顔型であってもチャームポイントの1つ。そして、メイクの方法を覚えることで小顔美人・黄金比率に近付けてしまいます。
自分の【顔のタイプ】をチェックしよう!
顔の黄金比率を知ったところで、続いては自分どのタイプに当てはまるかを見ていきます。顔のタイプは大きく分けて、逆三角形、ベース型、丸型、面長型の4つに分けられます。
鏡を見ただけではどのタイプかわからない場合は、定規で顔を図ったり、アイラインで線を引き、どの部分が黄金比率と異なっているのか調べることもおすすめです。
逆三角形

・顎が細く一見シャープな印象
・頭のハチが張っている
・顔の輪郭が直線的
・おでこが広い
ベース型

・エラが目立っている
・大人っぽい印象
・男性的な印象を持たれやすい
・顔の下半分に重心がある
丸型

・顎が丸みを帯びている
・幼い印象に見られやすい
・顔の縦幅と横幅がほとんど同じ
・頬がふっくらとしている
面長型

・顔の縦幅が横幅に比べて長い
・顔の頬の面積や額の面積が広い
・横幅が狭く、目の間が近い
【顔のタイプ別】小顔メイクの方法と必要なメイク道具
自分の顔タイプを知ったら、そこに合わせた小顔メイクをしていきます。
小顔メイクの鍵をにぎるのが「シェーディング」、「ハイライト」、「チーク」の3アイテム。これらの入れ方によって、ダイエットよりも早く!簡単に小顔効果を実感することができてしまいます。

シェーディング
顔に陰影をつくるアイテム。影をつくることで小顔効果を発揮し、顔の立体感を演出します。パウダータイプがメジャーですが、一部のブランドではスティック状やリキッド状のものも販売されています。
チーク
顔に血色感をあたえるアイテム。入れ方によって、可愛らしくも、大人っぽくも見せることができ、顔の印象を変化させます。意外と知られていませんが、チークの入れ方を工夫することはも小顔メイクの重要なポイントです。パウダー、クリーム、リキッド、スティックなど様々なタイプがあります。
ハイライト
顔のくすみを払い、顔を立体的に見せるアイテム。面積を広く見せたい部分や、強調させたい部分に使用します。パウダー、クリーム、リキッド、スティックなどがありますが、メイク初心者の方には、ぼかしやすいパウダータイプがおすすめです。
【顔のタイプ別】小顔に見える!シェーディング・ハイライト・チークの入れ方
ここでは、上記でチェックしたご自身の顔型をもとに、あなたにぴったりの小顔メイク方法をご紹介していきます。ほんの1手間、ほんの5分、いつものメイクにプラスするだけで、写真映えする小顔美女になれてしまいます!
逆三角形

・シェーディング…逆三角形さんは耳から顎先にかけてのフェイスラインは比較的シャープな印象のため、額の両サイドにシェーディングをいれ、顔の面積を狭く小顔に見せていきます。
・ハイライト…シャープなフェイスラインに優しい丸みを持たせたいので、ハイライトを顎先に横長に入れます。額には三角形をイメージしていれると効果的です。バランスの良い小顔に近付けます。
・チーク…頬骨に沿うように楕円形に入れ、直線の多い顔に柔らさを持たせます。
ベース型

・シェーディング…輪郭に丸みを出すことをイメージしながら、エラの部分にシェーディングをのせていきます。濃くいれすぎてしまうと、不自然な印象になってしまうため、首の方に向かってしっかりとぼかすのがコツです。額のサイドにも影をつけると、一層小顔に近付けます。
・ハイライト…眉間、目の下の三角ゾーン、顎下に逆三角形に入れていきます。メリハリをだすことで、シェーディングが生きてきて、小顔メイクが効果的になります。
・チーク…黒目と小鼻を結んだ延長線上から、外側にむかって楕円形に入れます。男性的な印象を持たれやすいベース型さんは、頬骨が目立ちすぎないように注意しましょう。
丸型

・シェーディング…全体的に丸みを帯びている丸顔さんは、シェーディングに重点を置きましょう。フェイスラインがシャープに見えるよう、耳の下から顎先にかけて、こめかみから額の生え際にかけて、影を付けていきます。影がつくだけでグッと小顔に近付けます。
・ハイライト…丸型さんの場合は、顔の縦幅をだすために、額、顎先には縦長に。そこに加えて頬骨に沿って斜めにいれていきます。
・チーク…こめかみから頬の中央に向かって細長く、シャープに入れましょう。縦のラインを意識することで、すっきりとした印象になります。
面長型

・シェーディング…縦のラインを狭く見せる為、額の生え際全体にシェーディングを入れて小顔に見せていきます。
・ハイライト…顔の横幅をだすため、ハイライトは横長に向かって入れていきます。目元のCゾーンや顎先にのせていきましょう。
・チーク…頬骨よりも少し下の部分に、平行に入れていきます。
みなさまが普段されているメイクと比べ、どんな違いがありましたか?こんな風に、顔のタイプに合わせたメイクをするとで、一気に小顔効果が得られます。小顔メイクをマスターし、凹凸感と小顔をゲットして、 美人効果を狙ってみませんか?
日本セルフ美容協会発!【パーソナルカラー別】小顔に見せるおすすめコスメ
メイクの方法を理解したとこで、小顔をつくるおすすめコスメを肌色別にご紹介していきます。今回は、イエローベースとブルーベースに分け、それぞれの肌タイプに合ったアイテムをピックアップしています。肌色に合うコスメを使うことで、メイクで小顔をつくったことが人からも気付かれにくい、さりげない小顔メイクが完成します。
自分のパーソナルカラーがわからない人は、こちらのコラムをご覧下さい。
http://www.self-beauty.org/column/1003/
イエロベース向け
シェーディング・ハイライト

カネボウ ヴァリアンブラッセ(コントゥア)/KANEBO
肌に優しくなじむぼかしやすい質感で、自然な立体感を生むパウダータイプのシェーディング&ハイライトです。
チーク

チーク ポップ 01ジンジャーポップ/クリニーク
パウダーとは思えない滑かさと、艶やかに血色感を添えるチークポップ。01ジンジャーポップはシャープに入れると頬をきゅっと引き締めてくれる小顔効果あり◎
ブルーベース向け
シェーディング・ハイライト

シマリンググローデュオ 01/THREE
クリームタイプで自然な仕上がりに。左側をシェーディング、右側をハイライトとして使用できます。
チーク

ブラッシュ 4034/ナーズ
鮮やかな発色が、ブルーベースさんに透明感をもたらします。発色がいいので、少量ずつ肌にのせていきましょう。
肌色にあった色選びをして、なじみのいい色で小顔メイクをすることで、より一層自然な印象に仕上がります。
まとめ
いかがでしたか?自分のコンプレックスをカバーしつつ、メイクで小顔に近づける簡単なメイクアップ方法をご紹介していきました。小顔をたった5分で手に入れるには…
・顔の黄金比を理解し、自分の顔型を知ること
・自分の顔型に合ったメイクを取り入れること
・肌色に合った小顔コスメを選んで自然に小顔になる
このようなポイントを抑えておくのが重要です!
週末に急にデートの予定がはいった…!一週間後の同窓会にそなえたい!、そんなときにも対応が効くのがメイクアップのいいところ。毎日自分の顔を研究しながら、理想の小顔を手に入れてくださいね。
