スキンケア

デート前の急な肌ゆらぎに!敏感肌さんにも安心な“固形石けん”の選び方

大好きなカレとのデート前のある日、鏡で自分のお肌を見たら、「何だかいつもと違ってお肌の調子が悪い?」、「いつものスキンケアなのにピリピリする…」など、お肌が敏感になっていると感じたことはありませんか?

お肌が敏感になると、普段使っているコスメでもかゆくなったり、赤くなったりと、「どんなアイテムを選べばいいか分からない!」なんてこともしばしば。

だからといって普段使っているスキンケアを全部買い替える、なんてこともなかなかできないですよね。まずはスキンケアの基本中の基本でもある洗顔料を石けんに変えてみませんか?石けんは固形石けん、液体石けんとありますが、中でも固形石けんはドラッグストアやショッピングモールでも豊富に取り扱いがあるため、デートの前日に慌てて買い替えを考えている人でも気軽に購入しやすいですよ。またコスパが良いのも嬉しいポイント。

急なゆらぎ肌になってしまったピンチなあなたに、固形石けんの選び方からおすすめのケア方法までお話していきます。

あなたの肌はどのくらい?敏感肌度レベルチェック!

いつものお気に入りの化粧品を使っているのに急にお肌が赤くなったり、何だかしみたり…なんてことはありませんか?急に敏感肌になり、お肌のゆらぎ具合に悩む方は非常に多いようで、「敏感肌用」のスキンケアを選んで使用している方は約40%以上を占めるというデータもあるほどです。急に敏感肌になってしまったのに、いつもの洗顔料で洗顔するのはちょっと待って!

まずは今のあなた自身のお肌の状態を知ることが大切です。

敏感肌度チェックリスト

簡単に敏感肌度を調べられるチェックリストで、現状どのくらいお肌が敏感になっているのか、早速チェックしてみましょう!

□ いつも使っている化粧品なのに、急にかゆくなったり、しみたりする

□ 洗顔後にお肌のツッパリや、かさつきを感じる

□ 季節の変わり目や花粉の季節になるとお肌が荒れた経験がある

□ 生理前、または生理中である

□ 紫外線にあたると赤くなったり、かゆくなったりなど、敏感になる

□ 季節を問わず、常にお肌の乾燥を感じる

□ ストレスを感じるとお肌の調子が悪くなる

□ 最近お仕事が忙しく、睡眠不足、あるいは深夜まで起きていることが多い

いかがでしたか?チェックの数が多い方ほど、お肌の敏感肌度が高まっている証拠。このまま敏感肌が進むとお肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなってしまいます。

何だかお顔がムズムズ、かゆいと感じたり、デート前なのに何だかメイクのノリもいまいち…なんて感じたり。お肌が敏感になるのは誰にでも起こりうるものなので、自分のお肌を観察し、洗顔アイテムを選んであげましょう。

真相!固形石けんって敏感肌に良い?悪い?

アナタの固形石けんへのイメージはどのようなものですか?“お肌にやさしい”、“昔ながら”、といったイメージや、“固形石けんは洗浄力が強そう”、“お肌がつっぱりそうで不安……”など、様々なイメージがあるかと思います。

固形石けんの洗浄力はメーカーの作り方や配合成分によって多少差はありますが、一般的に弱酸性洗顔料などと比べて洗浄力は高いです。

では、お肌の負担は一体どうなのか気になりますよね。

実は、石けんは水のミネラル分と混ざりあうと、白色の石けんカスへすぐに変化する性質を持っています。固形石けんで手を洗ったときに水が白く濁るのはそのためです。このような性質があるため、洗顔後のすすぎの際、泡切れがとても良く、お肌への残留性が少ないのです。

そのためアトピーの方が使いやすい洗顔料でもあり、皮膚科医さえも洗顔や体洗い用に石けんを推奨しているほど安全性の高いものなのです。

最近、洗顔をした後に「なんだかかゆい…。赤くなった。」といった経験があるならば、一度洗顔を見直して固形石けんを試してみてはいかがでしょうか?

敏感肌さんに優しい固形石けんの選び方とチェックしたい成分

「固形石けん」と一言でいってもたくさんの種類があり、配合されている成分によっても洗浄力や洗い上がりなどの使用感に大きな違いが出てきます。

また、配合成分に気を付けてチェックしないと、「使ってみたのに何だかピリピリ痛い…」なんてことも。

ではどのようなタイプが敏感肌さんに使いやすいのか、ここでは固形石けんのタイプや選び方についてお話します。

固形石けんの見分け方

そもそも固形石けんと他の洗顔料とどう見分ければいいのか、難しいですよね。

固形石けんは、通常箱売りタイプのものが多いですが、もしあなたがお店で「これって固形石けんなのかな?」と悩んでしまったら。まずは裏返して成分表示を見てみてください。


固形石けんには右図のように「石ケン素地」という表記や、「カリ含有石ケン素地」、もしくは「オレイン酸Na,ラウリン酸Na….etc」または「オレイン酸, ラウリン酸, ミリスチン酸, 水酸化Na…」など表記されています。

この表記が成分上位であればいずれも石けんである可能性が高いです。
というのも、石けんは動植物性の油をベースに水酸化ナトリウムや水酸化カリウムといったアルカリ剤を加えて反応させることで出来上がります。もしお店で、「これって固形石けんなの?」と悩んでしまったら。ぜひ、裏の成分表示をチェックしてみてくださいね。

固形石けんに配合されている保湿成分も大切

成分表示をチェックして、固形石けんであることが分かったら。

次は固形石けんに配合されている保湿成分をチェックしてみましょう。

洗顔料は化粧水などと違って、肌にのせた後に水ですすぎ落すために、「保湿成分が配合されていても効果がないのでは?」と感じていませんか?

実は、石けんに配合される保湿成分には、単なる保湿作用だけでなく“洗顔時のお肌への負担を和らげてくれる役割”も期待できます。

洗顔後のつっぱり感や乾燥からお肌を守るためには、エモリエントやバリア機能を高める「セラミド」が配合されている石けんや、私たちのお肌に存在する天然保湿成分の「PCA-Na」、「乳酸Na」などの保湿成分が配合されている固形石けんを選ぶことがおすすめです。

敏感に傾きがちなときに避けたい成分

では、お肌がデリケートなときに避けたい成分は、何なのでしょうか。以下に固形石けんに配合されることがある成分をピックアップしました。

  • 成分上位にあるエタノールや変性アルコール

揮発性(液体から気体になること)があり、蒸発するときに熱を奪うことから清涼感の演出や、殺菌作用、また油や水を混ざりやすくする効果があります。

普通肌などでは刺激を感じなくても、敏感肌の場合は、外部の刺激がお肌まで届きやすくなっている状態のため、エタノールの作用によってお肌がしみたり、赤くなったりする原因にも。

  • 合成香料、合成着色料、パラベン類や安息香酸などの防腐剤

現在化粧品に使われている色素や香料は、当然ながら安全性の高いものが使用されています。ですが、一時的にバリア機能が低下した敏感肌の場合、刺激に感じてしまう場合も。

また、防腐剤として使用されるパラベン類は、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンの4種類タイプあり、抗菌力が異なります。

抗菌力としては以下のような順番。

(高) ブチルパラベン > プロピルパラベン > エチルパラベン > メチルパラベン (低)

メチルパラベンは抗菌力が最も弱く、肌への刺激が少ないため、低刺激化粧品にも使用されますが、配合量によっては刺激にもつながるため、注意が必要。

  • サリチル酸やグリコール酸等のピーリング成分

お肌のごわつき・ザラザラ感を取り除いてくれる成分。日常的に使い続けるとお肌が敏感に傾く可能性もあるため、スペシャルケアとして使用するなどの工夫をして使用しましょう。

  • 複数種類以上配合された精油類

植物エキスや精油が配合された石けんは、リラックス効果のある穏やかな香りを楽しむことができます。成分の観点では、抗菌作用や、それぞれの植物の特徴を活かした様々な美容効果が期待できます。

しかし、複数以上配合されることで肌質によってはまれに刺激に感じることも。

化粧品に使用される原料は、当然ながら安全性を確認しているものですが…「安全な石けん = あなたのお肌に合う」とは限りません。

敏感肌の方は、お顔に使用する前に、万が一赤みが出ても気にならない、お洋服で隠れるような前腕部などのお顔以外のパーツで自分のお肌に合うか確かめてみるのがおすすめですよ。

敏感肌さんにおすすめの固形石けん3選

固形石けんの見分け方、嬉しい成分や避けたい成分についてお伝えしてきました。

とはいえ、どの固形石けんが敏感肌の自分に合うかは、お肌で試してみなければ分からないですよね。

また固形石けんは一度購入すると、長く愛用できるコスパの良いものばかり。万が一お肌に合わず、「ほとんど使ってないのに…どうしよう。捨てるのももったいない……」とならないために!

サンプルサイズからお試しできる、敏感肌さん思いのブランドから発売されている、固形石けん3つを筆者が厳選いたしました!

ぜひチェックしてみてくださいね。

エトヴォス クリアソープバー 80g

お肌へのやさしさと洗浄力を追求した石けん。敏感肌の方が刺激に感じてしまうことがある、パラベン、キレート剤、合成香料、合成着色料等は使用していない低刺激処方です!

また “ヒト型セラミド”や、ヒアルロン酸の2倍の保湿力をもつ成分も配合されているので、洗った時にお肌のうるおいを守ってくれます。

泡立てたときのキメ細やかな泡に、思わず感動してしまいます。

洗い上がりはツッパリを感じず、お肌に必要なうるおいを残しつつ、不要な汚れを落としてくれます。ETVOSが初めての方ならスターターキットにもクリアソープバー(5g)が入っていますし、本体を購入し、万が一お肌にトラブルが出た場合、返品対応してくれます。敏感肌思いな心遣いがとっても嬉しいですね。

アルージェ クリアソープ 60g, 1300円(税抜)

濃密な泡がやさしくしっかりと汚れをオフ!洗い上りはお肌がキュッとした感じもなく、すっきりとした仕上がり。

肌荒れを抑える成分(グリチルリチン酸2Kとε-アミノカプロン酸)が配合されているので、敏感に傾きがちなお肌にも優しいですね。

またお肌のうるおいを守ってくれるセラミド成分(ビオセラミド)も配合。

アレルギーテスト済みで敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済のアイテムなので、敏感肌の方でも安心して使いたいアイテムです。

アルージェのスキンケアラインのサンプルセット(500円(税抜))の中に5gサイズのクリアソープが入っていますので、気になる方はそちらでも試せちゃいます!

(* すべての方に刺激・アレルギーが生じないというわけではありません。)

肌をうるおす保湿洗顔石けん 90g , 900円(税抜)

90gで900円(税抜)と、かなりコスパが良い石けん。

ふわふわとした泡で余分な皮脂や汚れをおだやかにオフしてくれます。

お肌のうるおいを守ってくれる、グリセリンやダイズ由来成分といった保湿成分が配合。洗い上りもカピカピせず、サッパリとした仕上がりです。

石けんの透明度を高める成分としてアルコール(エタノール)が配合されていますが、製造過程において揮発するため石けんにはアルコール分はほとんど残っていないのも*2安心ですね。配合成分もとってもシンプルなので、お肌の弱い方に嬉しいです!

固形石けんを使った優しい洗い方

せっかくお気に入りの固形石けんを見つけたのに、洗顔の仕方を間違ってしまうと、肌荒れや乾燥の原因になりかねません。バリア機能が低下しがちで外からの刺激に弱い敏感肌だからこそ、泡立て方、洗い方はとっても大切です。

大切なデートが近付いてきてお肌をきれいにしたいと願っている人や、いつもなんとなく洗顔を済ませてしまっていたという人は、ぜひ正しい洗顔方法を取り入れてくださいね。

(1)泡立てる

洗顔ネットと固形石けんを用意し、洗顔ネットで泡立て、上記の写真のようにテニスボール1個分以上の泡をつくります。

(2)優しく押し洗いする

泡を手のひらにつけて、まずはおでこや頬から、優しい力で押し当ててゆっくりパフパフと押し洗いをします。このとき手のひらがお肌に密着してやや圧がかかって泡がつぶれますが、手のひらで皮膚にふれたまま、手の力をすっと抜きます。この動作を2~3回繰り返し行います。

(3)細かい部分を洗う

おでこや頬部の押し洗いが終わったら、次は小鼻や目のまわり、あごの先など“細かい部分”。泡を指先にとりうぶ毛の先端をなでるように、泡をやさしくそっと伸ばしながら洗います。小鼻まわりは泡が入り込んで息がしにくくなることもあるので、最後に洗顔するとOいいですよ。

(4)すすぎ

洗顔後は、いよいよすすぎ。両手を洗面器のようにして、ぬるま湯(34~35度程度)をすくい、その中にお顔をひたしてあげるようなイメージでやさしく、お肌をこすらずにすすいであげましょう。この動作を10回以上繰り返してすすいであげます。小鼻や目の周りなど細かい部分が気になるようでしたら、うぶ毛をなでるようにそっとゆるま湯をすくってすすいであげましょう。

(5)水気を取る

すすぎが終わったら、清潔で柔らかい素材のタオルでこすらずに、ふんわりと押さえるようにお顔の水気をとってあげましょう。

 

肌が敏感なときは特に、このくらい肌を優しく触り、摩擦や刺激に気を付けながら、泡のクッションで丁寧に汚れを落としてあげましょう。

デート前の急な敏感肌ケアには、洗顔から変えてみては?

いかがでしたか?今回は固形石けんのスペシャリストの筆者が、敏感肌の方でも安心して使用できる固形石けんを厳選して3つお伝えしました。

たくさんの洗顔料が販売されている中で、お肌がデリケートのときは、洗顔料選びも一苦労ですし、“一体何を基準に選べばいいの?”と不安になりませんか?そんなときはアナタのお肌にとって合わない成分・嬉しい成分を知っておくだけでも、洗顔料選びが楽しくなりますよ。デート前のしっかりとしたケアで、大好きなカレに褒められるナチュラル美肌を手に入れましょう。

 

 

ABOUT ME
Mizuha
Mizuha
敏感肌のための美容研究員 美容専門家養成講座1期生 大学機関にて研究員として、新規医薬品の創製に関する研究に携わる。その傍ら、元化粧品系の研究開発部で働いて得た現場の知識を活かし、主に「敏感肌」をはじめ肌の弱い方に様々な化粧品の成分・使用感を発信中。現在は化粧品成分上級スペシャリストやコスメコンシェルジュなどの美容・化粧品関連の資格も多数保有。 SNSでは10年以上続けてきたコスメの成分調査が評判となり活躍の幅を広げている。