【保存版】自分でできる乾燥肌対策

肌がカサカサする、なんだかハリがなくなったような気がする、化粧のノリがイマイチ…など、ある時を境に肌が変化し、乾燥がひどくなってきた…と感じていませんか?

20代前半のあのころの肌とは明らかに違うけど、生活リズムを大きく変えたわけでもない。それなのに、肌の乾燥が一向によくならない…。毎年秋冬になると乾燥肌に悩んでいる……。このまま乾燥を放っておいて、もっとひどくなって老け顔を招いてしまったらどうしよう…。そんな思いを巡らせていても、どんな対策をしたらいいかわからないあなたに!

今日からコツコツ乾燥肌対策をして、今年こそ乾燥肌を卒業しませんか?
同窓会に行って旧友に「あれ?ちょっと肌の調子悪い?印象変わったね」なんて言われたくない人は、1日も早く改善をしておきましょう!

1. そもそも乾燥肌とはどういう状態…?

「私は乾燥肌!」「冬になると乾燥ひどい!」などなど…。乾燥肌対策は、美容の話をするときには欠かせないキーワードですが、そもそも乾燥肌という意味を正しく理解していますか?

乾燥肌という言葉の意味をしっかり理解していないと、いくらスキンケアしていても乾燥肌から卒業することができません。乾燥肌改善の第一歩は、本当の意味で乾燥肌について知ることからスタートします!

 1‐1.乾燥肌とは

乾燥肌とは、肌の水分量が足りず、皮脂分泌量の低下など、肌本来の保湿機能が低下していることを指します。

詳しくいうと、バリア機能を担っている細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)などが減少して、角質内の水分が蒸発しやすくなっている状態のことを言います。

つまり、肌が乾燥していれば、肌はトラブルができやすい環境となり、ただカサカサして痒みが気になるだけでなく、ひどくなれば赤みがでたり、ニキビが出来やすい肌環境になってしまう可能性があるのです。

原因はさまざまですが、間違ったスキンケア、長時間紫外線に当たるなど、日常のちょっとした自分の行動が乾燥肌を招いているかもしれません。それに加えて、気温や湿度の変化もありますし、もちろん年齢とともに肌に潤いをあたえてくれる機能はどんどん低下してしまいます。

 1‐2.あなたは大丈夫?乾燥肌チェックリスト

乾燥肌がどういう状態なのかということをわかっていただけたでしょうか。私は大丈夫と思っていても、実は乾燥肌に当てはまっているかもしれません。

以下のチェックリストで、自分が乾燥肌に当てはまっているかどうか確認してましょう。

□洗顔後スキンケアしないと肌がつっぱり、いてもたってもいられない
□肌の柔軟性(肌がふっくらハリがある状態)がない
□冬になると化粧ノリが悪くなり、ひび割れを起こす
□肌表面がカサカサして粉を吹くこともある
□肌に自然なツヤがなく、くすんでいる気がする
□新しいスキンケアを試すとヒリヒリしやすい
□肌に痒みがでる
□シミができやすくなったり、濃くなった気がする
□乾燥がきになるのに、ニキビが繰り返しできやすい
□せっかくメイクをしても、すぐにテカってしまう

※3つ以上当てはまる場合は、乾燥肌の可能性が高いです。

2.乾燥肌を放っておくと、老けて見える!?乾燥が招く肌への影響って…?

誰しもが一度は悩んだことがあるであろう乾燥肌ですが、肌の乾燥が原因で、実は肌にはさまざさなトラブルが起きているのをご存知でしょうか?

 2‐1シミやシワは年齢だけでなく、乾燥肌が原因の場合も…

老けて見える二大要因の「小じわとシミ」も実は乾燥が原因で悪化してしまうということもあるのです。

まず、小じわは乾燥によって肌の柔軟性がなくなることでできてしまいます。放っておくとスキンケアではどうにもできない深いシワになってしまうので、小じわのうちから乾燥肌対策をすることが重要です。

そしてもう一つのシミは、乾燥によってターンオーバー(肌の新陳代謝)※1が乱れると古い角質とともに排出されるはずだったシミが排出されず、いつまでも肌に居残り続けてしまうことが原因です。

このように、乾燥は化粧ノリが悪くなるなど、見た目の問題だけでなく、シミ・小じわなどにも影響があるのです。

※1 ターンオーバー(肌の新陳代謝)
ターン―オーバー(肌の新陳代謝)とは、肌の生まれ変わりのことです。皮膚は、表皮・真皮・皮下組織からできています。さらに表皮は、角質層・有棘層・顆粒層・基底層からできています。この表皮の一番下にある基底層で新しい細胞が生まれて上に押し上げられて28日周期で垢となって剥がれ落ちます。このターンオーバー(肌の新陳代謝)は早すぎても遅すぎても肌は美しくなりません。健康な肌の細胞を作り出せる環境にすること、理想の28日周期に近づけることが美肌に近づくポイントです。

 2‐2,そのくすみは乾燥肌が原因かも?

年々肌トーンが暗くなっている……と感じたことはないでしょうか?色素沈着や、血行不良によることも考えられますが、思い当たる節がない場合は、肌の乾燥状態も疑ってみてください。

上記でもお話ししたように、肌の代謝であるターンオーバーは、乾燥した状態が続くと本来の周期が乱れてしまうことがあるのです。周期が遅くなれば、知らず知らずのうちに、古い角質が溜まり、肌が固くなったり、くすんでしまっているかもしれません。

3. 乾燥肌の原因

乾燥肌の原因

ここでは毎年秋冬の悩みのタネである、乾燥肌の原因をご紹介します。とはいえ、この乾燥肌の原因はこれだけ!という風には言い切れないので、それぞれ原因ごとに紹介いたします。

 3-1一般的な乾燥肌の原因

一般的な乾燥肌の原因は、皮脂分泌の低下や細胞間脂質・天然保湿因子(NMF)などの肌を保護してくれるバリア機能が低下してしまうことによって、角質層の水分が減少してしまうことです。通常、角質層の水分量は約20~30%ほどで、細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂膜によって保たれています。しかし冬場などに空気中の湿度が50%以下に下がってしまって角質中の水分量が20%以下になってしまうと乾燥肌になってしまうのです。

 3-2間違ったスキンケアは乾燥肌を悪化させる

さて、ほかにも乾燥肌を悪化させる原因はあります。それは、「間違ったスキンケア」をし続けることです。
乾燥肌の自覚がありながら、以下のようなスキンケアをしていたりしませんか?

  • メイクや汚れをしっかり落としたいからと、必要以上に洗浄力の強いクレンジング・洗顔を使っている
  • 熱いお湯が好きで、顔をすすぐお湯が体温より高い
  • 乾燥しているからと、とにかくオイルを足して保湿をしたつもりになっている
  • 保湿成分を浸透させるために、シートパックを長時間肌の上にのせている
  • 夜のスキンケアは、顔が真っ白になるほどクリームをたっぷり塗っている
  • 乾燥しているからと、日中に化粧水ミストをふりかける

これらはすべて乾燥肌を悪化させる可能性がある、間違ったスキンケアです。乾燥肌の自覚があって一つでもこれらに当てはまることをしている方は、すぐにこのお手入れをやめてくださいね。

 3-3紫外線は百害あって一利なし

紫外線といえばついついメラニン色素が生成され、肌が黒くなったりシミができたりということをイメージしがちです。しかし実は乾燥肌の原因の1つとして、紫外線も大きく関わってきています。紫外線に当たるとバリア機能が低下してしまいます。その結果ターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れてしまって肌内部の水分が蒸発しやすくなってしまいます。そうすることで乾燥肌が引き起こされてしまうのです。

 3-4水分不足も肌に影響する

人間の体の50~60%は水分でできています。水分が不足してしまうと血行不良になり肌の隅々まで栄養がいきわたりません。すると、ターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れてしまい水分が蒸発して乾燥肌になってしまいます。しかし、水分をとればとっただけ肌の水分量が上がるというわけではないので注意してください。

4. 乾燥肌対策

乾燥肌がおこる様々な原因を理解していただけたでしょうか。その様々な原因に合った対策を行いましょう。

 4-1一般的な乾燥肌対策

ごく普通の乾燥肌の原因は、皮脂分泌やバリア機能を担っている天然保湿因子・細胞間脂質が気温の低下などによって減少してしまうから起こってしまいます。そのため、これらの成分を補ってあげることが基本的で最も大切な乾燥肌対策となります。この成分とは、「アミノ酸・セラミド」です。特に肌のうるおいを保っている大部分は細胞間脂質なのでこれに似たセラミドを補給することが乾燥肌対策のカギとなります。しかし、セラミドとひと口に言っても色々な種類があります。そこでおすすめなのが、私たちの肌にあるヒト型セラミドの「セラミド1・セラミド2・セラミド3・セラミド5・セラミド6・セラミド6Ⅱ」を選ぶことです。その中でも「セラミド1・セラミド2・セラミド3」がどれか一つでも入っているものが乾燥肌の方にはおすすめです。
しかし、セラミドは高価な成分なので‘セラミド入り’と謳っていても、安価な場合はヒト型セラミドが配合されていないなんてこともあります。スキンケアコスメを購入する際に全成分表示をしっかり確認してみてください。

 4-2乾燥肌向け正しいスキンケアのポイント

乾燥しているから保湿を!と思いがちですが、実はクレンジング、洗顔の仕方も乾燥肌対策には大切です。クレンジングや洗顔は、メイクや汚れもおとしてくれますが、肌のうるおいを保つのに欠かせない皮脂や天然保湿因子も洗い流してしまうのです。
そのため、よほど濃いメイクをしたとき以外は必要以上に洗浄力の高いクレンジングや洗顔を使う必要はないのです。
乾燥肌の方はクリームやミルクタイプのクレンジングを選んでくださいね。また、すすぎにも注意が必要です。寒いからってついつい熱いお湯ですすぎたくなってしまいますが、熱いお湯も皮脂や天然保湿因子を洗い流してしまうので32℃~34℃の人肌程度のぬるま湯ですすぐようにしましょう。

そして、もう一つやりがちな乾燥肌対策のオイル美容ですが、保湿した‘つもり’ケアです。なぜなら、オイルは肌内部の水分の蒸発を防ぐ効果はありますが、水分を蓄えておくことはできないからです。
また、私たちの肌にある油分がさらに油分の多いオイルに引っ張られてしまい、表面は潤っているけど内部は乾燥しているいわゆる‘インナードライ’の状態になってしまいます。
とはいえ、適度な油分は水分の蒸発を防ぐために必要なので、肌にうるおいを与える保湿成分、セラミドなどを与えてから最後に油分の入った乳液やクリームでふたをするようにしましょう。

 4-3潤った肌のためにも紫外線対策は365日

紫外線は百害あって一利なし。乾燥肌にも影響があります。基本中の基本ですが、365日家の中にいても日焼け止めを塗ることを心がけてください。シワやたるみを引き起こす紫外線はガラスも通過してしまうのです。また、日焼け止めは常に高いSPF、PAのものを選ぶ必要性はありません。日常ではSPF30、PA++程度のものを選んで2、3時間おきに塗り直しをしてくださいね。

 4-4内側からも潤す

乾燥肌対策には水分をとることも大切ですが、やみくもに1日2Lも飲む必要はありません。飲みすぎると冷えたりむくんだりするので気を付けてくださいね。人によって運動量や汗の量は違うので喉が渇いたら飲む程度で十分です。その時気を付けることが、カフェインの入った飲み物や冷たいものは避けること。カフェインも冷たい飲み物も体を冷やしてしまうので美容にはあまりよくありません。カフェインは1日2杯まで、飲み物は常に常温か温かいものを摂るように意識しましょう。

5. スキンケアだけでなく、いつでもできるシーン別ケア

スキンケアは1日2回だけど、1日の大半を過ごすのは、自宅やオフィス、屋外ですよね。シーンに合わせたケアをすることでより完璧な乾燥肌対策に近づきます。

 5-1自宅での乾燥対策

いくらスキンケアしていても家の中が乾燥していては余計に悪化してしまいます。湿度が50%以下になってしまうと急激に乾燥してしまうので家の中では、加湿器を使って湿度を50%以下にならないように保ちましょう。また、暖房や冷房も長時間使うと乾燥してしまうので、加湿器を併用するのをおすすめします。

 5-2オフィスでの乾燥対策

オフィスでの乾燥肌対策といえば、やりがちなことはメイク直しの際にミスト上の化粧水を吹きかけて保湿するということではないでしょうか。実はこれも保湿した‘つもり’ケアなのです。どうしてかというと、化粧水が蒸発する際に肌の水分を持って行ってしまうので余計に乾燥してしまうからです。しかし、その上から水分の蒸発を防ぐ油分をプラスしてあげるとしっかり保湿できます。

 5-3屋外での乾燥対策

ひどく肌が乾燥していると、外に出て冷たい風に当たっただけで肌が痛いですよね。そんな時は思いきってマスクをして外出しましょう。ただし一般的な不織布のマスクだと肌にこすれてしまって刺激になってしまいます。そこでオーガニックコットンのマスクだと肌当たりが優しいのでおすすめです。また、オーガニックコットンのマスクはコットンがもともと天然の油分を持っているので保湿効果もありますよ。とはいえ、マスクをして外気を物理的に遮断するのは最後の手段なので、そうならないためにも、紹介した本気の乾燥肌対策を実践してみてくださいね。

6. 生活習慣での乾燥肌対策

外側からのケアも大切ですが、内側からのケアも一緒にすることでより乾燥肌卒業に近づけます。

 6-1乾燥肌の人が気を付けるべき食生活

私たちの体は食べたものでできています。それは肌も同じこと。そのため、「脂っこいものや甘いもの・ジャンクフード・不規則な食事」などの栄養バランスが偏っている食生活は乾燥肌を引き起こす原因になるだけでなく、美肌を遠ざけてしまいます。

美肌のための食事というと、ついつい野菜や果物のビタミンをと思いがちですが、栄養素は単独で作用するのではなくいろいろな栄養素が互いを助け合って初めて力を発揮するのです。なので、ビタミンだけでなく、たんぱく質や糖質もしっかり含めた栄養バランスの良い食事をきちんと3食とることが大切です。

その中でも積極的に摂りたい栄養素は、以下の通りです。

◎ビタミンA 抗酸化作用がありターンオーバー(肌の新陳代謝)を正常に整えてくれる
にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜など

◎ビタミンC 抗酸化作用があり皮膚を健やかに保つのに欠かせない
赤パプリカ、いちご、ブロッコリー

◎たんぱく質 体を作るのに欠かせない。たんぱく質があってはじめてビタミンなどの栄養素が働く
肉、魚、卵

 6-2睡眠は美肌の源

もう一つ忘れてはいけないインナーケアは、睡眠です。睡眠不足だと次の日お肌の調子が悪いという経験をだれしもしたことがあるかと思いますが、それは寝ている間に肌が再生されているからなのです。この肌の再生は、眠りはじめの3時間に盛んに分泌される成長ホルモンが担っています。そのため、眠りはじめの3時間をいかに質の良い睡眠をとって成長ホルモを分泌させるかにかかっています。それにはまず、寝る環境を整える必要があります。寝る直前までPCやスマホを見ている、なんて心当たりありませんか? 脳が活発に動いたままベッドに入ると深い睡眠をとることは難しくなってしまいます。寝る1時間前から、PCやスマホから離れて照明を暗めにしてみましょう。そうすることで眠りへの準備ができます。

とはいえ、眠りはじめの3時間さえきちんと寝ていればよいというわけではないので、日付が超える前、12時にはベッドに入って、最低でも6時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。

 6-3入浴も大切なカギ

寒い冬は毎日お風呂に浸かって温まりたいですよね。しかし、お風呂の入り方も気を付けないと乾燥肌を悪化させてしまうのです。クレンジングや洗顔料をすすぐときに熱いお湯を使うと皮脂や天然保湿因子が洗い流されてしまうとお伝えしましたが、お風呂の中でも同じことが言えます。温まりたいからって温度の高いお風呂に長時間使っていると、うるおいを保つのに必要なものが洗い流されてしまいます。実は、お風呂は高温で長時間浸からなくても、40℃くらいのお湯に15分程度浸かるだけで十分体の芯から温まるのです。お風呂に入ると体が温まり血行が良くなります。血液が肌を健やかに保つ細胞一つ一つに栄養を運んでくれるので、乾燥肌対策だけでなく美肌になるためにお風呂の美容効果はぜひ活かしたいところ。40℃・15分を意識してお風呂に入ってくださいね。

7. セルフ美容協会発!自分でできるスペシャルケア(乾燥肌対策編)

【化粧水は1度付けじゃ足りない!】

みなさま、化粧水を何回くらいつけますか? 1回だけ、つけても3回くらいなんて方が多いのではないでしょうか。それだと実は足りないのです! 乾燥肌対策のためには、10円玉くらいの量を手に取っててのひらで温めてから、肌にハンドプレスしてなじませます。これをまずは5回繰り返しましょう。その後肌に触れてもちっと跳ね返してくるか確認します。乳液を付けた後みたいにもちっと跳ね返して来たら、次のステップに、足りないなと思ったらもう一度化粧水を足してみてください。肌がもう入らない! ごちそうさま!というくらい化粧水をなじませることが乾燥肌対策のミソです。せひお試しあれ♡

8. まとめ

毎年悩まされた乾燥肌を今年こそ卒業する! という本気の乾燥肌対策を紹介いたしました。
紹介した乾燥肌対策は以下の通りです。

◎乾燥肌対策まとめ

・失われがちな「セラミド・アミノ酸」をスキンケアに投入する

・クレンジングや洗顔は洗浄力が優しいものを選ぶ

・オイル=保湿ではないので、オイルで保湿したつもりにはならない

・365日家の中でも紫外線対策をする

・ノンカフェイン、常温か温かい飲み物を適度に補給する

・室内の湿度は60%以上を保つ

・暖房や冷房は使いすぎないで加湿器と併用

・オフィスではミスト化粧水だけでなく油分も併せて保湿

・ひどく乾燥しているときはオーガニックコットンのマスクをして外出する

・栄養バランスの良い整った食事を3食きちんととる

・12時までには床につき、6時間以上の睡眠時間を確保する

・お風呂は40℃で15分を守る

 

気を付けることがたくさんあって大変ですが、すべてを一度にやる必要はありません。できるところから少しずつ日々の生活に取り入れてみてくださいね。