高価な化粧品を使って、スキンケアをしっかりしていても、ニキビなどの吹き出物はおさまらないし、テカテカの毛穴は目立つばかりで、もうどうしていいかわからない方。

その原因は、毎日の偏った食生活による肌の不調かもしれません。特に、外食の多い人は、要注意。今回は肌荒れの原因を招く食生活と美肌のために積極的に摂りたい栄養素をご紹介しますね。

1.肌荒れの原因になる食べ物

美しい肌のために、ビタミン類を意識して摂っている人は多いと思いますが、肌に悪い食べ物を気にしている人は少ないように思います。とくに近ごろは、サプリメントなどから気軽に栄養素を摂れるようになったこともあり、「これを飲んでいるから、あとは好きなものだけを食べていれば大丈夫」なんて思っている方もいるのではないでしょうか。美肌を手に入れたいなら、栄養バランスの整った食事を摂ることが必要不可欠です。この機会に偏った食生活による肌トラブルをおさらいしてみましょう。

1-1.油分の摂りすぎ

油分の多い食事は、皮脂の分泌を過剰にするため、ニキビの原因になります。また、質の悪い油は、体内で過剰な活性酸素を発生させるので肌の老化にも繋がりかねません。もちろん全く油分を摂らないのも、肌の乾燥につながりますので、適度な量と質の良い油を摂ることを心掛けましょう。外食の場合には、どのような油を使っているのかわからないので、できるだけ油を使う料理は避けたほうがよいでしょう。ちなみに、ビタミンEが豊富で美肌効果があると言われるナッツですが、油分も多いので、食べすぎてしまうと肌荒れの原因になります。そこでナッツ類は、一日~を目安に食べることをお勧めします。

1-2.糖分の摂りすぎ

疲れた時にはチョコレート、という人も多いと思います。適度な甘いものはストレス解消にもなりますが、食べ過ぎてしまうと肌に悪影響を及ぼします。それは、糖分が体内で分解・吸収される時に、ビタミンB群を消費してしまうからです。ビタミンB群は、肌だけでなく、体全体にとって大切な働きをしています。以下に各ビタミンB群の働きをのせておくので参考にしてみてくださいね。

☑︎ビタミンB1……皮膚の粘膜を補修して、肌の代謝をよくし、精神的にリラックスする状態にしてくれます。

☑︎ビタミンB2……細胞の再生を促し免疫力をアップさせ、過酸化脂質を分解します。

☑︎ビタミンB3……皮膚や粘膜の炎症を予防し、精神を安定させます。

☑︎ビタミンB5……ビタミンCの働きをサポートしてコラーゲンの生成を促し、ストレスの抵抗量を高めます。

 

といったように、ビタミンB群の働きはまだまだありますが、糖分の摂りすぎは、これらの働きをするビタミンB群を失ってしまうことにつながるのです。そこでどうしても甘いものが欲しいときは果物を食べるのもおすすめです。糖分を吸収するだけでなく、果物には多くのビタミン群が含まれています。それなら、美味しく食べられて美肌に必要な栄養素がバランスよく摂れますよね。

1-3.塩分の摂りすぎ

塩分を摂りすぎると、体内のナトリウム量が増えてしまいます。そこで、過剰に増えてしまったナトリウム量から体を守るため、細胞の水分を奪って、体全体の水分バランスをとろうとします。このとき、細胞の水分が奪われてしまうので、肌に乾燥が起こります。ファストフードをはじめとして、外食で口にする食事は塩分の多いものがほとんどなので、外食が多い方は注意が必要です。できるだけ注文の際に減塩表示のあるメニューを選ぶか、塩分量の少ない食事を選ぶようにしてください。

1-4.炭水化物の摂りすぎ

炭水化物を摂取しすぎると、糖化が起こり、肌の老化を招きます。ご飯やパンなどの炭水化物に含まれる糖質を摂取しすぎると、代謝されずに体内に蓄積され、コラーゲンなどと結びつき「AGEs」という物質を作り出します。このAGEsは一度できると分解されにくい性質を持ち、どんどん蓄積されていきます。その結果、肌のハリがなくなる、たるみが起こる、肌が乾燥しやすくなる、シミができやすくなる、という状態になってしまいます。このような状態を防ぐためにも、炭水化物の摂りすぎには十分注意しましょう。

2.肌荒れしているときに摂りたい栄養素

もし、食生活が原因で肌トラブルを起こしているのであれば、いくらスキンケアに力をいれてもなかなか悩みはつきません。スキンケアに合わせて、食生活の見直しをしましょう。

ここからは、美肌のために積極的に摂りたい栄養素をご紹介します。

2-1.タンパク質

タンパク質は、土台である皮膚を構成する材料になります。タンパク質が少ないと、コラーゲンも減ってしまい、肌のハリやツヤが失われ、たるみやしわの原因になります。

タンパク質を多く含む肉、魚、乳製品、大豆などを意識して食べるようにしましょう。

2-2.ビタミンB群

ビタミンB群は、肌の代謝を促し、免疫力を高め、ビタミンCの働きをサポートしてコラーゲンを作り出すなど、肌の健康には欠かせない栄養素です。さらに、精神を安定させ、睡眠を促すなど、健康的な体にも欠かせないので、積極的に摂るよう心がけましょう。

ビタミンB群を多く含む食材としては、豚肉、野菜類、キノコ類などがあります。

特にキノコ類は低カロリーなので、たくさん食べても安心ですね。

2-3.ビタミンC

ビタミンCは、抗酸化作用や免疫力向上などの働きに加え、タンパク質からコラーゲンを作り出す時に欠かせない栄養素です。肌のキメやハリを維持する効果だけでなく、炎症を抑える働きもあるので、特に肌が荒れている時には意識して摂るようにしましょう。

ビタミンCを多く含む食材には、キウイ、いちご、ピーマン、ブロッコリーなどがあります。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?肌にいい食べ物には関心があっても、肌に悪い偏った食事の摂り方をしていることに気づかなかった方も多いと思います。覚えておいてほしいのは、油分・糖分・塩分・炭水化物の偏った過剰な摂取は肌に悪影響を及ぼします。肌トラブルに悩んでいるなら、塩分や油分などが多い外食はできるだけ控え、肌にいい栄養素をバランスよく意識して食べるようにしましょう。

4.《日本セルフ美容協会発》化粧品だけでなく食品の成分表を見る癖を

今日は、外食では塩分が多いとお伝えしましたが、外食や自宅問わずにもうひとつ注意してほしいのが「添加物」。添加物は食べ物を美味しく感じさせてくれるのですが、気づかないうちにアレルギーの原因になったり、また体内で毒素を無毒化してくれる肝臓に負担をかけてしまいます。そのため肝臓が元気なくなってしまうと、体内に余分なものがたまりがちになってしまい、美肌作りには適していない状態になってしまうので、外食をはじめ、自宅で料理するときも、自分が使っている調味料に添加物がどれくらい入っているのかチェックする癖をつけましょうね。できるだけ添加物の摂取も控えるようにすると今までの原因不明だった肌荒れの悩みが解消するかもしれませんよ。