毎朝パサつく髪のセットに悩んでいませんか?洗い流さないトリートメントやヘアオイル、様々なヘアケアアイテムを使ってパサつく髪を抑えようと奮闘している女性も多いはず。しかし、髪のパサつきは髪の内部ダメージと関係しているので、ただ外側からケアするだけでは、いつまでたってもパサつく髪悩みは解消されません。そこで、今日は当協会の代表理事であり毛髪診断士の濱田文恵から髪がパサつく原因と正しいケア方法についてお話していただきました。

1.パサつき髪の状態を理解しよう!

髪のパサつきを解消したいなら、まずは自分の髪が今どんな状態なのかを理解することが重要です。

1-1  パサつく髪はこんな状態になっている

パサつく髪は、毛髪の外側を覆っているキューティクルが剥がれている状態です。キューティクルがはがれると髪の断面は凸凹になり、同じように凸凹になっている髪と擦れるので、どんどん髪がパサついてしまいます。また内側を守るキューティクルが剥がれているので、髪の内部に含まれる水分も蒸発してしまい、毛髪自体が乾燥してパサパサしている状態とも考えれます。

2.髪がパサつく原因って?【自己診断】パサつき髪を招く悪習慣

「なぜ、髪のキューティクルが剥がれるのか分からない。」と髪を傷めている自覚がない女性が多いのをご存知ですか?実は、あなたも日々の生活で知らずのうちにパサつき髪を招く悪習慣を行っているかもしれませんよ。ぜひ、この機会に自己診断をしてみましょう!

2-1  シャンプーで髪の毛を洗っている

シャンプーは頭皮についた汚れを洗うものです。それにも関わらず、洗浄力の強いシャンプーで髪の毛をゴシゴシと擦り合わせいませんか?その結果、髪と髪が擦れ、毛の表面のキューティクルが剥がれてしまい、パサつき髪となるのです。

2-2 表面だけトリートメントをしている

シャンプーが頭皮を洗うなら、トリートメントは髪の毛に栄養を補うもの。ただし、トリートメントをただ表面につけるだけで髪の毛をケアできるわけでなく、きちんと毛髪の内部に浸透させなければ意味はありません。表面だけのしたつもりケアでは、結果的に毛髪内部はスカスカのパサつき髪になってしまいます。

2-3 食生活により血行状態が良くない

中医学の世界では、「髪は血の余り」という言葉があるように、健康的な髪の毛は血液が運ぶ栄養素によってつくられるもの。そこで食生活が乱れ、体内の血行環境が悪ければ髪自体に栄養素が運ばれずに、パサつき髪を招いてしまいます。

2-4 紫外線対策は顔のみ行っている

美白を維持するために顔は積極的に紫外線対策をしているのに、髪の毛はそのままにしている方がほとんどではないでしょうか?頭皮も顔の皮膚と繋がっている一枚の皮フ。顔の皮フが日焼けするように、頭皮も日焼けをするわけです。紫外線ダメージは肌だけでなく、髪の毛を構成するケラチンを傷つけるので髪の毛のパサつきを招きます。顔のみを紫外線対策をしている方は今後注意が必要でしょう。

3.パサつき髪の正しいケア方法~外側からできるヘアケア~

3-1シャンプーは頭皮を洗うこと

シャンプーをする際には、頭皮を洗うようにしましょう。ただし、シャンプーを頭皮に直接つけてしまうと頭皮の毛穴を詰まらせてしまい薄毛の原因になってしまいますので、まずは手のひらにシャンプーを取り、適度に泡だてましょう。シャンプーが泡立ったら、髪の毛先から頭部に向かってシャンプーを塗り広げていきます。シャンプーが頭全体に行き渡ったら、指の腹で頭皮を揉みこむようにマッサージをしながら洗うと血行促進の効果も見込めておすすめです。

3-2 トリートメントは水気がポイント

毛髪内部にトリートメントを浸透させるためには、シャンプーが終わった後の髪の毛の水気を手できちんと絞りましょう。というのも髪の毛に水分が残っているとトリートメントの栄養分が充分に浸透しないのです。そのため水気が無くなった髪にトリートメントを揉みこむようにしてつけてください。

3-3 お風呂上がりの髪が保湿のベストタイム

髪にうるおいを与えるためにドライヤー後に、保湿用のオイルをつける方がいますが、実はドライヤーで乾かした後の髪の毛よりも、濡れている状態の髪の毛に保湿用のオイルをつけるのがベストです。なぜなら、お風呂上がりの濡れた髪の表面は、キューティクルが柔らかくなっているので、保湿成分が浸透しやすいのです。

3-4 ドライヤーは上から下が鉄則

髪の性質上、キューティクルは上から下に向かって重なっています。つまり、ドライヤーの風で髪を下から上に乾かしてしまうとキューティクルが剥がれやすくなり傷つきやすくなってしまいます。そのため、髪を乾かす時はドライヤーの風が上から下へ向くように乾かしてください。またドライヤーを髪から15センチは放すようにして乾かすのもダメージを最小限に抑えるポイントです。

3-5 髪にも紫外線対策を

先ほどもお伝えしたように、髪も紫外線のダメージを受けるので、あさ出かける前にUV効果のある洗い流さないトリートメントやヘアスタイリング剤をつけるようにしましょう。髪に何かつけるのが苦手なかたは、紫外線カットのできる日傘やハットを活用して、顔の紫外線対策と合わせて行うのが賢いかと思います。

4.パサつき髪の正しいケア方法~内側からできるヘアケア~

4-1髪に必要な栄養分を摂ること

髪にとって必要な栄養素はタンパク質、ビタミン類、鉄分、亜鉛などなど多くありますが、まず最も大事なのは、髪の毛の主成分でもあるケラチンを構成する「タンパク質」と、それをサポートしてくれる「亜鉛」です。タンパク質が不足することで健やかな髪の毛が作られないだけでなく、今ある髪の毛のハリやコシにも影響するので、積極的に摂るようにしましょう。

4-2体の巡りを良くすること

デスクワークや運動不足により体がこり固まると、カラダの巡りが悪くなるので、もちろん頭皮状態も悪くなります。頭皮状態をすこやかに保つためには、デスクワークの合間にストレッチを取り入れたり、日々の中で適度な運動を取り入れるようにしましょう。運動が苦手な方は、お風呂上がりに体にボディークリームを塗るついでに、ボディーマッサージも行うといいですよ。

4-3頭皮マッサージもおすすめ

頭頂部の血行促進やコリほぐしに最も効果的なのは頭皮マッサージです。頭には多くのツボがありますが、ツボばかりに気を取られて結局なにもしないのは本末店頭。そこで、ツボを意識することよりも、まずは頭皮を揉むようにしましょう。とくにおすすめなのは、左右の耳の穴を結んだ線と、額の真ん中から頭頂部にかけて伸びる線が交差した場所にある「百会」のツボを刺激すること。百会のツボをスタート地に、頭全体をくるくるとマッサージしてみましょう。もし、頭皮マッサージをする時間がない方は手持ちのブラシで自分の年齢の数だけ頭皮からきちんとブラッシングしてみてください。

《セルフ美容協会発》毛髪診断士濱田文恵が愛用!パサつき髪にオススメのヘアケアアイテム

私が手放せないヘアケアアイテムといえば、「shiro オリエンタル トリートメント」。使った日から数日間は髪質が柔らかくなり、しっとりするのがいい感じなんです。トリートメントの特徴としてはキューティクル補修成分(18-MEA)が配合されているので、まさにキューティクルが広がったパサパサ髪さんにオススメかなと思います。私が使うときはしっかり水気を絞って、このトリートメントをぎゅっぎゅと握りながら、髪の毛になじませ、上からシャワーキャップをかぶせて、しばらくの間入浴を楽しみながらトリートメントの浸透を待っていますよ。ぜひ、試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?「髪は女の命」という言葉があるように、髪が綺麗な人はそれだけで、日頃からきちんとセルフ美容をしているんだなと第一印象までアップします。ぜひカラーリングなどでおしゃれをするだけでなく、髪を傷つける悪習慣を正し、パサつき髪とは無縁な美髪を育んでみてくださいね。